2013年 09月 16日
リンゴの絵とあれこれ |
木陰でキラッと輝いていたかわいいリンゴそのままを絵したいと思いました。葡萄と同じく、色むらのあるところが愛しいリンゴ。(農家の人はまんべんなく陽を当てるために、袋を外してから途中くるっと軸をまわすそうでやってみたことがあるのですが、その時リンゴを落としてしまったことがあり辞めました。)
繊細にというよりは、ザクッと描きたかったので久しぶりに紙は荒目のアルシュを使用しました。
ついで、リンゴと言えば、チェコのエドアルド・ペチシカ著の絵本で「りんごの木」はお勧めの一冊。リンゴがなるまでのいろいろな事件が小さな男の子の目線で描かれていて、絵もとてもかわいいです。それから、映画化もされてベストセラーのリンゴ農家・木村秋則さんのことを書いた「奇跡の林檎」。ともかく、すごい人がいるものだと、感心感激。読み終わると、心が洗い流されるような暖かい気持ちと、前向きな気持ちにさせてくれます。
ブログをずっと見て下さっている方はやたらと果樹が出てくると不可思議に思われるかもしれませんが、家を購入する際、新築をやめた分だけ庭がある古家を選び、食いしん坊の夫が果樹の苗をずいぶんと買いました。葡萄2種、リンゴ2種、ライム、レモン、アーモンド、ブルーベリー2種、そして、実家からブラックベリーをもらったので、けっこうな数で一本一本に最適なスペースはないうえに世話は99%私なので、家事と仕事と、鳥さんの世話、庭仕事となるとおざなりで、果樹農家の人がみたら怒られてしまうようなお世話しか出来ず…。あこがれのターシャ・テューダーの暮らしは程遠いです。
やはりリンゴも、毎年ひとつ二つなる程度でしたが、今年は10数個実をつけてくれています。小ぶりですが、たくさん生らない分、味が集まっているように良く、“十分実ったから、明日収穫しよう”とすると、たいてい外の鳥さんに先を越されます。私以上に、毎日チェックして早起きされるのではかないません。
高原美和 水彩画ギャラリーhttp://miwa-takahara.jimdo.com/
by miwa-art-life
| 2013-09-16 13:34
| 水彩画
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Comments(4)
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mariko
at 2013-09-17 00:14
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まさかリンゴまであるとは・・・。絵からリンゴが香ってきそうだ。
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miwa-art-life at 2013-09-17 09:25
これは紅玉。スライスしたものをアーモンドクリームパイ’(栗原はるみさんレシピ)に乗せた焼き菓子にしたよ。
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横山です。
at 2013-09-20 09:36
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ほんとにいい香りがしてきそうな絵ですね!パン絵本、お気に入りで、リビングに飾っていますが、お腹が空いているときは、余計に美味しそうです(*^^*)
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miwa-art-life at 2013-09-20 12:24
嬉しいコメントをありがとう!!おうちリンゴをずっと描きたいと思いながらいつも描けるタイミングになく、ようやく実現。絵本も、ブログも見守ってくれてとてもうれしいです♡