2013年 12月 02日
クリスマスのパンの絵・シュトーレン |
クリスマス月スタートしましたね!
こちらは、絵を担当した二作目の絵本「パンめしあがれ」の、一番最後のページ原画です。<透明水彩でほとんど描いて、パステル色鉛筆を仕上げにわずかに使用>
この時期にしか、お目見えしないクリスマスのパン「シュトーレン」です。
ウィキペディアによると
“生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされている。ドイツでは、クリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣がある。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日、とクリスマス当日が段々待ち遠しくなる」とされる。”
そうです。
一作目のお菓子の絵本「めしあがれ」、この絵本を結婚してドイツに住む小さな娘さんがいる友人に見せたところ、「これは“日本”お菓子の絵本だな…。」と感じたそう。そして、日本の“文化”として、娘さんにこの絵本を通して伝えたい旨を聞いて嬉しく思いました。
そして、絵本「めしあがれ」のクリスマスページには、私達がよく見なれた、クリスマスデコレーションされたイチゴのホールケーキが登場しますが、こちらもドイツでは全く見かけなくて、クリスマスと言えば「シュトーレン」なのだそうです。ケーキは洋菓子だから、当然ヨーロッパならどこでもクリスマスに食べるようなイメージがあるのに、思い込みだったのだと驚きました。
シュトーレンの味は、フルーツケーキがパンになった感じで、ある程度の日が経って最高の美味しさになるようです。今まで意識して見ていなかったので知らなかったのですが、多くの日本のパン屋さんでもシュトーレンはすでに並んでいるので、お部屋をクリスマスで早めに飾るのといっしょに、シュトーレンを買って美味しくなるのを楽しみに待つ習慣も持ちたいものです。
でも、24日は慣れ親しんだ生クリームとイチゴのケーキも食べたいし、迷ってしまいます。
そして、こちらは絵本「めしあがれ」の発売時に出版社さんで作った、クリスマスページを使ったポップです。
「めしあがれ」「パンめしあがれ」ともに、赤ちゃん絵本売り場にあることが多いのですが、こちらのポップに“対象年齢1歳から100歳”とあります。けっこう、嬉しいです!
先日、ブログ村に、ようやく失敗せずに登録出来ました。水彩画を中心としたブログを通してたくさんの方と出会えるといいなあと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
高原美和 水彩画ギャラリーhttp://miwa-takahara.jimdo.com/
by miwa-art-life
| 2013-12-02 22:51
| 水彩画
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